可茂消防事務組合

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特別救助隊員 ~マッスルレスキュー~

消防士を目指したきっかけ

2011年3月11日(当時私が中学3年生の時)に起きた東日本大震災で、甚大な被害の様子をテレビ中継で見ていました。その際に、倒壊建物の中や、濁流に取り残されていた要救助者を、懸命に救助する消防士が映っており、私自身熱いものを感じました。そして、高校卒業後就職を考える中、私も何か人のために動ける人になりたい、助けを求めている人に手を差し伸べられる人になりたい、それがきっかけでした。

可茂消防を志望した理由

可茂消防は10市町村で構成されており、岐阜県内でも管轄面積が大きい消防本部で、職員数も県内2番目です。また、多くの山林に囲まれ、木曽川・飛騨川など大きな河川もあり、その中で起こりうる、ありとあらゆる自然災害に対応する力を持っていると思いました。そこで私自身も可茂消防職員として力を発揮したいと思い志望しました。

現部署の業務内容とやりがい

現在は、中消防署で特別救助隊として様々な事案に対応しています。可茂消防の年間救助出動件数は年間100件ほどあり、日々あらゆる救助事案を想定して訓練を行っております。
救出した人や関係者の方から「ありがとう」と言葉をいただけると、自分が憧れてた「人のために動けているんだ」と思い、すごくやりがいがあります。

職場の雰囲気

すごく活気があります。新規採用者も多く、若手育成も充実しており、環境が整った職場だと思います。私自身も話すことが好きなため、毎日職場内で多くのコミュニケーションをとり、楽しく過ごしています。

今後の目標

私は体を鍛えるのが趣味で、休日はトレーニングに没頭しています。これから先も、私のこの自慢できるパワーでより多くの人を助けたいと思っています。また、自分の明るい性格を活かしながら隊員とコミュニケーションをしっかり取り、勉学に励み、隊長職に就けるよう頑張っていきたいと思います。

可茂消防の魅力

可茂消防には救助隊だけではなく、河川等の水域における活動に特化した水難救助隊があります。また、岐阜県防災航空隊や消防学校教官への派遣など、様々な経験を積むことができることが魅力と感じています。管内の市町村も多く、1本部、3消防署、3分署、4出張所、2分遣所、1救急ワークステーションと異動先が多く、職場環境が整っているところも魅力です。

可茂消防職員を目指す人へのメッセージ

必ずこの人を助けるぞ。困っている人すべてに手を差し伸べたい。
時にはその思いが叶わないときもあります。現実を突きつけられた時、大災害の前に立たされた時、自分はこんなに無力なんだと思う時もあります。
しかし、私たち消防人は、決して人命救助をあきらめません。
私たちは地域住民にとって最後の砦です。地域住民の安心・安全を目指して私たちと共に熱く、時には厳しく、そして一緒に汗を流しながら働きたいと強く思っていただけるそんな方を待っています。