おもな業務内容
消火活動
火災発生時に消火部隊を編成し現場へ急行し、現場の状況をいち早く把握し、被害を最小限に抑えるために消火活動を行います。消火活動が終わった後には、火災の原因を警察と協力して調査するのも消火活動の一環です。出火場所や出火理由を明らかにすることで、火災を防ぐために役立てます。
救助活動
火災をはじめ、交通事故現場や河川、山岳など、あらゆる災害現場で人命救助を行います。救助隊は特殊な装備や専門技術を備えており、さまざまな災害現場を想定した厳しい訓練を行うことで、いざという時に安全・確実・迅速な活動ができるように備えています。
救急活動
現場において病気やけがをした人を救命処置し、適切な医療機関へ迅速に搬送します。より高度な救命処置を行う国家資格の「救急救命士」は、令和5年4月1日現在で102名在職しています。
また地域住民を対象に、突然目の前で誰かが倒れたときの対応方法について、心肺蘇生法、AEDの使い方などの応急手当講習を開催しています。
火災予防業務
災害による被害を未然に防ぐために建物の火災予防上で危険なところがないか、消火器などの消防用設備は法令に基づき正しく設置されているか、審査・指導・検査を行います。
園児を対象とした「防火教室」を開催し、幼少期における防火防災思想の普及啓発にも力を入れています。
通信指令業務
管内で発生する火災・救急・救助など全ての「119番通報」を受付し、消防署所の消防隊や救急隊へ出動指令を行います。さらに、出動隊との無線交信を行い、速やかな情報伝達や部隊管制を行います。